ズワイガニ産卵

ズワイガニで卵をお腹に抱えているものをよく見かけると思いますが、その理由はズワイガニのメスの生態にあります。

ズワイガニのメスは一生卵と暮らす

ズワイガニは水温が低い(0度から5度)の割りと深海に生息しています。オスとメスは生息している水深の深さが異なります。

オスは水深400メートル前後ですが、メスは水深250メートルくらいのところに住んでいます。そうなるとオスとメスが出会わないような気もしますが、繁殖期にだけ同じ水深のところに集まってくるのです。

交尾したメスはすぐに産卵します。そのまま8万個から10万個の卵を抱いたまま孵化するまで1年間もそのまま過ごします。

そして、孵化してお腹から幼蟹を放出したら、1週間後にはまた卵を抱えるというのです。これを生涯死ぬまで繰り返すので、メスのズワイガニに卵を抱えていない姿というのはレアなケースなのです。

初産卵と経産卵

第10齢期のズワイガニが生涯最後の脱皮をすると、第11齢期になり、メスは産卵をすることができます。その時に初めて持った卵を初産卵といいます。初産卵は孵化まで1年6ヶ月間かかります(通常1年)。

その後、2回目以降の産卵をしたらそれを「経産卵」といいます。経産卵は孵化までに1年間かかります。

ズワイガニはオスがいなくても産卵できる

意外に知られていませんが、エビやカニなどの甲殻類のメスには、交尾時に得た精子を溜める器官があります。

暗い深海で1年に1度オスと出会えないこともあるので、その場合は昨年溜めておいた精子を使って受精・産卵します。

人類の不妊治療よりもある意味甲殻類のほうが進んでいますよね。

アカコとクロコ

メスガニは一生お腹に卵を抱いているのですが、その卵の色で「アカコ」や「クロコ」と呼ばれたりします。

アカコは赤色の卵を抱いているもので、クロコは黒色の卵を抱いているものという事になります。

色の違いは産卵してから経過した年月によって違いがあり、産卵して8ヶ月くらいがアカコで、4ヶ月くらいがクロコになります。

漁港に寄っては環境資源保護の観点からクロコしか獲ってはいけないという制限があったりします。

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